バッキンガム宮殿まで、ウェストミンスター寺院から、歩きました。
遠いです。公園沿いに、延々と歩きました。
およそ20分くらいでしょうか。
タクシーが全然通りかからないし、そっち方面のバスもないです。
夏の間だけ、バッキンガム宮殿は一部一般開放しています。
以前起きた王宮の火事にかかった費用を補填するためのようです。
仮設(といってもしっかりしたつくりの)テントの中で受付をしました。
喫茶は展示の終わりのほう、庭の近くにあるとのこと。
(お昼がまだなので聞いちゃいました。)
日本語のパンフレットも売っていて、この機会にと購入。
間隔を空けて何人かの団体で入るというような感じです。
もちろん、中に入ればバラバラになるんでしょうけど、混雑緩和のためでしょうか。
このときはそれほど混んでいず、ゆっくり見られました。
それぞれの部屋や、絵画、展示物の音声ガイドが丁寧すぎて長いです。
でも、ゆっくり見たい方にはとてもいいガイドだと思います。
先日皇太子が婚約の会見を開いた部屋によく似た部屋も通ったような気がします。
図書室などは天井まで本が並べられてあり、とてもいい雰囲気でした。
お庭に面した部屋にはそちらから日が差し込み、庭の芝生が一望できてとてもすばらしかったです。
最後のほうには展示物があり、エリザベス女王や皇太子が着用したマントやドレス、帽子、ナイトの称号を与えるときに使用する剣、王冠の展示や園遊会などのビデオがあり、ここはじっくり見ようとする人で少し混雑していました。
そしてお待ちかねの昼食・・・と思ったらそこはお昼時なので大混雑。
ガーデンカフェで、庭にテントが張ってあり、そこで食事するのですが、まるで混雑したファーストフード店のよう。
みんなまず荷物を置いて席を確保してから、前方のカウンターに並んでいます。
と、そこで空いた席をめがけてダッシュと思ったら、夫婦の旅行者が。
険悪な雰囲気に(笑)なりそうなところを、シェアしないかと提案したところ、仲良く一つのテーブルで食べることになりました。
夫婦はアメリカ人。6週間もイギリスに旅行で滞在するそうです。私達の超短い旅行に驚いてました。
娘さんは歯科医師をしていて、奇遇だ~と盛り上がりました。軍に入っている息子さんもいるのですが、北海道?(場所はよく知らないけど北のほうだしたぶんそう。だって。)で基地にいるそうです。
日常で出会うことはまずない名前も知らない人と、地球上のどこかで短い間出会って話す事って、すごい確率ですよね。
今回はいろんな人としゃべることができました。すごく楽しかったです。